合理的な自殺願望
退院後もリチウムを飲み続けてかなり元気になりました
体重も退院時65キロから75キロまで太ってしまった
これはリチウムの副作用と考えていたけどそうではなくって
僕はオランザピンという抗精神病薬がめちゃめちゃ効くタイプだったらしく
食欲が異常に亢進した結果、オランザピン投与終了後も食べる量が増えてしまい
めちゃめちゃ太ったという風に今は考えている。
リチウム自体は食欲を低下させる副作用が報告されているので
その点については濡れ衣なんだが、頭痛くなったり気持ち悪くなったりは頻度が高いらしい
だから基本体調いいなぁと思ったときは飲み忘れていることが多い。
生きるか死ぬかの展開だったわけで
まあ太ろうが何しようが関係ないのだが太ったことを指摘されるのが面倒だった
まあ特に僕の状況を見てない人たちからしたら感情の変化はわからないが体重の変化だけは目に見えるのでね
薬止めたほうが良いって何回か言われたけどリチウム飲まないと自殺する可能性がものすごく高まるので、あんまり余計なこと言わないことですねと思います
僕も飲まないで済むなら飲みたくないですよ
9月の段階では結構大学に戻れるなと考えていたのだが
コロナーと自宅療養の関係でリモートがどうなるかとかを
ひたすら電話とメールでやり取りした結果
最終的に後期の授業が受けられるのが12月からということになってしまい
結局今年も休学ということになりました。
文部科学省の方針が二転三転した結果ですね。本当に許せねぇよ。
今年がどうなるかよくわからなかった10月ぐらいは毎日悪夢を見ていた
人間心配事があると深層心理で常にいろいろ考えてしまうので
高頻度に悪夢を見てしまうのかもしれない
悪夢を高頻度で見るときは心配事から目を背けて生きているっていうこともありそう
というか個人的にはそういうことが多い
という絶望的な状況だけどリチウムを飲むとまあ怒らないし
今すぐ死んで楽になりたい気持ちとかもあまり芽生えないのはいいことなんだが
このままいくと死んだほうが合理的だなと考える条件がそろってくる
例えば医学部中退ということになった時にそこから先生きていく気力が湧くのだろうか
現状はこんなことになるぐらいならあの時死んでおけばとは何度も思っているので
治療の結果は、苦しみを先送りにしただけのような気もする
無駄な延命治療とも考えられるのである。
いろいろ頑張って調べた結果
実際僕が入った病院の同フロアの若い男性患者さんも
母親が双極性障害の患者さんでとても教科書的だなと思った
統合失調症の患者さんは何人か会った結果
男性は特にキツイというのを肌で感じるのだ
子供出来ました男児でした→中絶とは今の生命倫理上できないわけで
うまい感じでバランスを取るのが難しい
明確に大凶がピックアップされていることが確定しているガチャを回したいかっていう話になってくるのである
ここで双極性障害でも、統合失調症でも、幸せかもしれないじゃん!って言うやつが居たら一回病院を見学したほうが良い
まあ僕一人がリスクを避ける行動を取ったとしても
人類全体的にはマジで無駄な抵抗なのだが、心理的抵抗感はすごい
低い確率だが事前に予測でき、行動によって回避できるというのが余計選択をめんどくさせるのである
そう考えると精神科病棟入院は家族にはかなりショックだったんだろうなと思う
自分の子供が精神障碍者はキツイ面があるよね
僕としては生きていくなら入院以外の選択肢が無いのは理解していたし
一回入ってしまえば思ったより居心地良いのがわかるんだが
家族はそういう情報は分からないのである
医師免許取れたルートだけ生存して、別の場合のルートは見ないって感じが実際かなりいいバランスだと思う
文字通り命がけって感じなのでモチベは十分だしだいたいうまくは行くと思う
ただし、治療が上手くいけばいくほどサポートは得られなくなるのが面白いところなんだよね 入院生活中みたいに、どうでもいい時ばっかり家族は頑張るのである