経過報告

医学生 ゲーマー 双極性障害

何が良くて何が悪いのかよくわからない話

最近、さっぱり善悪の区別がつかなくなってきました。

 

僕は人よりも感情の起伏が激しくなりやすい脳を持っています。

 

僕は小学校の時からルールが嫌いで先生から怒られることもたくさんありましたが

 

僕は自分が悪いと思ったことはほとんどありませんでした。

 

理不尽に怒られていると感じ、とにかく勉強して先生から教わることをなくせば

 

対等な立場に立って議論が始まるだろうと、とにかく大人になりたいと願って生きていました。

 

何を説明してもお前の言っていることは屁理屈だと言われ勉強すればするほど疎外感は強まっていきました。

 

小学校高学年ぐらいからは問題児らしい行動はなかったんですが

 

中学校も高校も宿題をやったことが基本的にありませんでした。

 

その結果国立医学部に受かりました。

 

入った大学でも成績は良いほうだったのですが、

 

彼女と別れて、親友と大喧嘩したあたりから急に眠れなくなり

 

臨床医学のことなんてどうでもいいなと感じるようになり

 

大学に登校しなくなりました。

 

仕方がないので家でゲームばかりしていました。一日24時間やったこともあります。

 

これ以上登校しなかったら退学ですと言われたので仕方なく精神科に行きました

 

なんとなくリチウムの副作用が嫌だったのでうつ病だと思いますと言いました

 

精神科医うつ病とは限らないけどまず抗うつ薬を飲みましょうと言ってました

 

意味がさっぱり分かりませんでした。

 

抗うつ薬を飲み始めてすぐ、彼女ができました

 

1か月で別れて自殺しかけました

 

後から分かったことですが僕は単純なうつ病ではないので気持ちを明るくする薬を飲むと

 

気持ちが大きくなりすぎるのです。自殺するリスクは当然高くなります。

 

それでも大学に行かなければ医者にはなれませんから抗うつ薬を欠かす事なく飲み続けました。

 

一生懸命勉強しても全く集中できず救急医学のテストで0点を取りました。

 

テストの問題の答えは分かるのですがなぜか答える気が全く起きなくなるのです

 

あれはすごく不思議でした。

 

そこで二回目の自殺企図をして医療保護入院に入ります。

 

医療保護入院というのは、本人の意志とは関係なく入院される形態を指すのですが

 

僕の場合は医学の知識が豊富だったので自分から入院を希望しました

 

それでも精神科医医療保護入院という形式を選びました。

 

とにかく僕は入院して自殺する自由を取り上げられたことが嬉しかったので

 

そんなことはどうでもよかったわけです。

 

一度目の入院の時はとにかく差別され続けたなという印象です

 

エビリファイの副作用で薬剤性パーキンソニズムになって

 

精神障碍者かつ身体障碍者になってしまったり

 

介護補助者に人として扱われなかったり

 

まあ恨みつらみを書いても仕方ないんですが

 

そのおかげでめっちゃ頭良くなった(本人談)なんで

 

何が良くて何が悪いのかわからんのです

 

まあ人より苦労することは良いことなんだろうなと僕は感じているんですが 

 

全く理解されることはないんでしょうね。